介護に関する話題のニュースPart2

介護に関する最近のニュースの中で、頭に残って離れないものをご紹介します。

 

ベランダから入居者3人が転落死 虐待の可能性も

神奈川県川崎市のとある老人ホームにて、入居者の方3人が転落死したというニュースがありました。

 

ベランダの手すりは1.2メートルあり、踏み台や遺書などは確認されておらず、いずれも亡くなる前に変わった様子はなかったとのこと。

 

3人が転落死した時間はいずれも夜間で、夜勤をしていた介護士が発見しています。

 

この施設では、別の入居者の方の家族の方が個室にカメラを設置し、介護士と入居者の方の様子を撮影したところ、頭を叩いたりしていることが判明しました。

 

このような事からも、施設で3人が転落死していることを不自然とし、調査が進められています。

 

介護現場での虐待について

数年前、私が実際に介護士として働いていた頃、夜勤は各フロアに介護士が一人ずつ配置されているのみでした。

 

看護師も夜間はおらず、同フロアで働く職員は自分ひとりという状況の中、認知症の方を含め、15名以上の入居者様の介護を行っていました。

 

緊急の場合には、各フロアの介護士を呼び、医師に連絡、病院に搬送するなどの緊急対応を行っていました。

 

夜中に廊下に出て歩かれる方もおられますし、頻繁にナースコールをならされる方もおられます。

 

そのような中で、自分一人で全ての方のナースコールに対応し、排泄介助を行い、眠れない方の話し相手をし、介護の記録をつけ、とても忙しく働いていました。

 

特に危険なお風呂場などは入れないように施錠していたのですが、ヘルパー室に入って鍵を探す方もおられますし、とにかく気が抜けない夜となっていました。

 

最近話題となっている介護職員の人手不足は否めず、介護関連の資格を持たない方や、介護に対しての気持ちが無い方を雇っているところも多くあります。

 

入居者の方に対し、「汚い」「ばばあ」「死ね」というような言葉を発する介護士が居る事をとても残念に思います。

 

頭を叩いたり、首を絞めたり、そのような虐待が起きることは、介護士に原因があることはもちろんです。

 

ですが、人手が足りない中、知識や気持ちの面で「とりあえず介護の仕事でいいや」と考えている方を採用するようなシステムもどうかと思います。

 

いくら認知症の方と意思疎通が難しくとも、いくら夜中に忙しくなろうとも、介護に対しての気持ちがあれば、虐待という方向にはいきません。

 

心に余裕をもてないという勤務体制や教育であれば、まずはそこを改善していくべきだと思います。