ケアマネジャーの仕事内容

ケアマネジャーの仕事内容として時々誤解されるものがあります。ケアマネジャーである私は時折知人から、「要支援、要介護認定ってケアマネジャーの仕事なの?」と聞かる事があります。

 

これは、ケアマネジャーの仕事ではなく、市町村の職員、または委託された訪問調査員が行う仕事です。

 

ケアマネジャーの仕事は、要支援要介護認定がおりた利用者とその家族との面談から始まります。そこで利用者の年齢、性別、介護度、疾病、家族構成などの個人情報を把握します。

 

そして、利用者の住む地域での社会資源やサービスなどの情報収集を行います。そして、利用者とその家族はどのようなケアサービスを望んでいるか?を重視し、長期目標と短期目標をかかげ、ケアサービス担当者である介護士や看護士と会議を開き意見交換をしながら具体的なケアサービス計画を立てます。

 

実際にサービスを実施した後も、月に1回はモニタリングを行います。モニタリングとはケアサービスが適切に実施されているか?目標は達成されているか?利用者のニーズに変更はないか?などを見直し評価するものです。必要に応じてケアサービスの変更、修正をします。

 

その他に、介護給付費請求書の管理をします。実際にパソコンで数字を入力し国保連に電送するのは介護事務員の仕事ですが、間違いがないか入念にチェックします。

 

事業所、施設によっては介護事務員を採用していない場合があります。そうしますと、この仕事内容はケアマネジャーの仕事となり、毎月10日までに前月分の介護給付費を国に請求しなければなりません。これによって、翌々月末までに事業所に介護報酬が支払われるのです。

 

最後にもうひとつ大切な仕事があります。それは相談役です。通常、一人のケアマネジャーが担当する利用者は30名程度が良いとされています。1人の利用者には各専門職が連携しています。

 

家族、主治医、看護士、介護職員、福祉用具専門員などと常に相談しながらネットワークを大事にしながらケアサービスをコーディネイトしていきます。その中心にいるのは利用者自身だということを忘れずにサービスを実施したいものです。