労働法規に違反する介護事業者の取締り

労働環境の整備について

 

介護現場で介護事務員やホームヘルパーなどの人材を確保するためには、労働環境の整備がとても大切ですが、介護事業をおこなう社会福祉施設などでは他企業と比較して、労働基準法などの違反をおこなっている割合がとても高いことが問題となっています。

 

そこで事業者が労働環境の整備について高い意識を持つようにするため、労働基準法などに違反して罰金刑を受けている事業者に限り、市区町村から指定を拒否されることが2012年に定められました。

 

介護事業者の労働法違反の比率

 

社会福祉施設の労働基準法違反による送検事件状況は、2006年11件・2007年15件・2008年11件となっています。送検された事件のうち、実際に起訴されるケースは50%前後だと言われています。

 

また労働基準法違反事業比率は、社会福祉施設で77.5%、全産業で68.5%という割合になっています。社会福祉施設には特養・老健・老人デイサービスセンター・老人短期入所施設・訪問介護事業所などの居宅サービス事業所・グループホーム・有料老人ホームや、保育所・障害福祉施設・事業所などが含まれます。