介護保険利用の流れ

介護職員は、介護の現場で主役だといってよいでしょう。どの職種よりも要介護者である高齢者と接する時間が長く、最も身近な存在になります。

 

高齢者の日常を支える重要な役割を果たしているのです。超高齢化社会に突入している現在、今後もますます必要とされる職種になるでしょう。

 

介護保険サービスには、在宅サービスを施設サービスの2つがあります。介護サービスとは、介護保険サービスを指します。

 

各自治体が実施する老人福祉制度による福祉サービスや、自分で費用を賄う家政婦による介護サービス、ボランティア等による見守り介護サービスなどもあります。

 

介護保険サービスを利用するならば、家族や本人が役所に要介護認定調査の申込みを行う必要があります。役所から要介護認定調査員が自宅に訪問、聞き取りなどの調査を行い書類にまとめていきます。要介護認定調査員の仕事をするのは、ケアマネジャーです。

 

介護サービスを利用したい高齢者が普段から通院している病院の医師に、役所が意見書を求めるのが一般的な流れです。

 

最後に、要介護認定調査員が作成した書類と、通院している病院の医師の意見書を参考にしながら、役所に設置されている介護保険認定調査会で、要支援者、または要介護者と判定されると、介護保険サービスを利用することができます。

 

ここで非該当と判定されると、介護保険サービスを利用することはできませんので注意が必要です。

 

全国で要支援者、もしくは要介護者と認定された人は500万人近くいます。しかし実際に介護サービスを利用している高齢者は、400万人にも満たないと言われています。その中でも1年間継続して介護保険サービスを利用している人は、約300万人とさらに少なくなります。

 

要介護認定者のうち「要支援1・2」または「要介護1」と判定された軽度者は約40%になっています。