介護複合型サービスの導入

介護サービスをより効率的におこなっていくために、小規模多機能型居宅介護、訪問看護、複数の居宅サービス、地域密着型サービスなどを複合的に組み合わせて提供する「複合型サービス」が新しく導入されました。

 

小規模多機能型居宅介護は、従来から存在しており、認知症の方に対応して、多様なサービスを柔軟に提供できるサービスとしてとても評価が高かった背景があります。

 

しかし小規模多機能型居宅介護は全国でも約2,400ヶ所の施設でしか提供することが出来なかったため、さらに普及させるために、訪問看護や居宅サービスを組み合わせて、柔軟に多くの人に提供できる仕組みを作り出したのです。

 

「通院」と「訪問看護」

 

病気やケガなどが原因で要介護状態になることはよくある話です。高齢になるほ病気やどケガの確率も上がり、要介護状態の高齢者ほど介護だけでなく看護も必要なケースが非常に多いのです。

 

しかし、要介護状態の高齢者が1人で病院に通うことは、現実的に考えてとても難しいでしょう。

 

ですから、「通院」と「訪問看護」を組み合わせた複合サービスの導入が検討されています。具体的には、健康状態の確認や、健康管理的な比較的容易な看護は自宅で看護師がおこない、それ以外の医師の診察や診断が伴う場合には通院をおこなうというサービスです。

 

このような複合型サービスを普及させるためには、新たに複合型サービス専門の事業所を作ることが必要となります。なぜなら、別々の事業所からそれぞれのサービスを受けるのは、サービス間の調整がスムーズではないからです。

 

複合型の事業所の創設が実現すれば、一つの事業所からサービスが適切に組み合わされた状態で提供されることが可能になるので、サービス間の調整もしやすく、より介護者目線に立った介護サービスが提供できることになります。